タブレットルール宣言をつくろう(4年生)
2025年11月19日 10時23分4年生は学級活動の時間に、よりよいタブレット端末の使い方について考え、「タブレットルール宣言」づくりに取り組みました。
はじめに、これまでのタブレット利用に関するアンケート結果を振り返り、気付いたことを発表しました。アンケートからは、「なかなかやめられない」「イライラして物や人に当たってしまうことがある」など、利用に伴う課題も見えてきました。
授業中、先生は黒板に 「今ここ」 のプレートを貼り、今どの場面を話し合っているかが一目で分かるようにするなど、特別支援の視点を取り入れた工夫をしていました。子供たちが安心して学習に参加できるよう、見通しをもたせる環境づくりが行われていました。
そのうえで、子供たちは「トラブルなく、みんなが気持ちよく使うためにはどうしたらよいか」をテーマに、班ごとに意見を出し合いました。先生からは、「~してはいけない」といった否定的な表現ではなく、「~する」と前向きな言葉で考えるよう促し、子供たちの思考を広げていました。
話し合いでは、
「写真を撮るときは他の人が写らないようにする」
「友達同士で声を掛け合う」
「時間になったらすぐにやめる」
など、実生活に生かせる具体的で前向きな意見がたくさん出されました。
クラスの宣言が完成した後は、一人ひとりが自分の使い方を振り返り、個人の「ルール宣言」も作成しました。自分に合ったタブレットとの関わり方を考える姿は、とても頼もしいものでした。
今回の活動を通して、タブレット端末を「学びを広げる大切な道具」としてよりよく使えるよう、子供たちは主体的に考え、協力してルールづくりに取り組むことができました。今後の実践が楽しみです。