6年社会科の学習より ~「大仏づくりはどのように進められたのか」~
2025年9月8日 13時04分6年生が社会科で奈良の大仏づくりについて学習を進めています。奈良の大仏といえば、誰もが知っている歴史的な建造物ですが、実際にその大きさや背景を知ると、子どもたちの驚きと関心は一気に高まりました。
今日の授業では、先生が用意したビニールテープを使い、大仏の大きさを視覚的に確かめながら学びました。座高はなんと 15m80㎝、素鵞小学校の校舎よりも高いことに、子どもたちはびっくり! 顔の長さは 4m73㎝、手のひらの大きさは 3m13㎝。教室でビニールテープを広げて見て、「えっ!こんなに大きいの!?」と声を上げる子もいました。
黒板には、先生が手作りした年表が貼られており、今回の学習に至るまでの「6年生の学びの足跡」も記されています。縄文時代から奈良時代へと時代が移り変わっていく中で、政治や文化がどう発展してきたのか、これまで学んできた内容が一つの線でつながり、「歴史の流れ」が目で見て分かるようになっています。
「どうして聖武天皇はこんなに大きな大仏をつくろうとしたの?」「どうやってこんな大きなものを造ったの?」「何人くらいで造ったのかな?」と、子どもたちの疑問は尽きません。
これからの授業では、大仏づくりに関わった人々や、当時の社会の様子にも目を向けながら、更に学びを深めていきます。これまでの学習の積み重ねによって、教科書の中の歴史が、今、教室の中で生き生きと動き出しています。