イライラを落ち着かせる方法を見つけよう(5・6・7・8組)
2025年6月30日 09時00分5・6・7・8組では、自立活動の時間に「イライラを落ち着かせる方法を見つけよう」という学習を行いました。
まず初めに、それぞれが「どんなときにイライラするのか」を振り返りました。「じゃんけんで負けたとき」「好きな野球チームが負けたとき」「友達がミスをしたとき」など、子どもたちは自分の経験を思い出しながら、真剣に考えていました。
次に、イライラしたときにどうすれば気持ちを落ち着かせられるかについて話し合いました。深呼吸をする、落ち着く魔法の言葉を言う、安心できるものを触る、〇秒待つ、一人になる、絵を描く、本を読む、楽しいことを考えるなど、いろいろなアイデアが出てきました。
その後、「これなら自分にもできそう」と思う方法を一人ひとり選び、心を込めてお守りカードに書きました。丁寧に文字を書いて、自分だけの大切なお守りが完成しました。
最後に、みんなで「坊主めくりゲーム」をして、実際にイライラしそうな場面でお守りの方法を使ってみることにしました。ところが、ゲームが始まるとみんな笑顔いっぱいで、誰もイライラすることなく、仲良く楽しく遊ぶことができました。結局、お守りを使う場面はありませんでしたが、それだけお互いを思いやって活動できた証です。
授業中、先生は終始子どもたちに笑顔で接し、「早く立てたね!」「丁寧に書けたね」など温かい言葉掛けをしながら進めていました。子どもたちは先生の優しい言葉と表情に安心しながら、自分の気持ちと向き合い、前向きに活動に取り組むことができました。
今回の学習を通して、子どもたちは「イライラする気持ち」に上手に向き合う力を少しずつ育んでいるように感じました。この経験が、これからの日常の中でも生かされることを願っています。