外国語活動「Alphabet(小文字)」(4年生)
2024年10月8日 19時44分外国語室から、「ab,abc,abcdefg」などと調子のいいラップ調のチャンツが聞こえてきます。行ってみると、4年生が、ホームルームティーチャーとALTの先生とで笑顔で授業をしています。
最初は、Small Talkとのこと。ホームルームティーチャーとALTの先生が、劇のように会話をしました。それを聞くと、みんなは先週学習したことを思い出してきているようでした。先生が「Do you have“r”?」「Yes,I do」「r,e,d,red?」「Yes!」とか、「Do you have“g”?」「Yes,I do」「g,r,a,p,e,grape?」などと言っているのが聞き取れました。聞こえて理解して気が付いたことをメモアプリにメモして送りました。すると提出箱を共有して、みんながどんなことに気が付いたかを見ました。「先生の好きなものは5文字!」「先生の好きなものは赤とりんご」など、先生が好きな色と好きな食べ物を聞き取り、理解したのでした。
小文字のアルファベットの形を覚えた4年生は、このことを使って、友達の好きなもの色について尋ね合う活動をしました。事前に、みんなが、好きな色のシートに、好きな色(小文字)と好きなものやことのイラストと小文字を送っていたのでした。ホームルームティーチャーが、それを1枚のシートにまとめて「学級のすきなものボード」を作りました。それを見て尋ねて、当てっこをするために、必要な表現の確認をし、その後にそれぞれで発表に向けて準備と確認をしました。
アプリの中に必要な単語や表現の文が録音されていて、自信がないときに聞いてもいいとのことでした。
さて、始まりました。みんなは、「学級のすきなものボード」のカードが、それぞれ誰のカードであるかを知らないまま始めるため、誰のカードであるかをも知りたい気持ちが生まれて、質問がどんどん進みました。約15分間、いろいろな友達と挨拶やアイコンタクトを交わしながら、小文字に関するやり取りをしながら友達のすきなものを解明していくことができました。
活動後の感想は……「質問をしたり、聞いたりするのに慣れてきたのでもっと言えるようになりたいです。」「今日の勉強で小文字のことが身に付きました。もっとやりたかったです。」「英語で会話をしながら友達のことも知ることができて楽しかったです。」「紫色が好きだと思っていた友達が、実はだいだい色が好きだと分かった。びっくりした!!!!!」「好きなものを初めて知る友達がいたのでよかったです。」
外国語活動の目的を果たし、さらに、友達をよく知り合うこともできました。