R7素鵞小日記

ガチトーク「天下統一への歩み!優れた一手は何か?」(6年生)

2025年11月18日 08時00分

6年生は社会科の学習で、日本の安土・桃山時代の歴史を、自由進度学習を通して深く調べてきました。その学びの集大成として、今回は パネルディスカッション を開催しました。

テーマは、「天下統一への歩みにおいて、最も優れた一手を打った人物は誰か」です。
 子供たちは、織田信長、豊臣秀吉、ザビエル、武士、百姓、町人 など多様な立場を自ら選び、その人物(立場)になりきって議論に参加しました。

パネリストたちは、調べ学習で得た知識だけでなく、そこから自分なりに考えたことを根拠として示しながら、フロアーを説得しようと全力で主張を展開しました。

・信長役は「鉄砲の導入によって戦い方を大きく変えたこと」を強調し、

・秀吉役は「百姓の反乱を押さえる政策や検地の重要性」を訴え、

・武士役や百姓役、町人役は「大名の政策が生活にどのように影響したか」を生活者の視点から的確に説明しました。

・ザビエル役は「キリスト教の伝来がもたらした文化・技術・交流の広がり」を、歴史と社会のつながりを踏まえて論じました。

議論は、大人顔負けの鋭い視点が次々に飛び出し、教室は熱気に包まれました。先生も子供たちの議論を深めるためにパネリストに質問しましたが、その質問にも子供たちは的確に答えることができました。
 最終的には、新しい価値観や文化をもたらした点が高く評価され、ザビエルの主張に多くの票が集まりました。

子どもたちは、この活動を通して、歴史上の人物を単なる「年表の名前」ではなく、一人ひとりが社会を動かした存在として捉えられるようになりました。また、自分の考えを相手に伝える力や、多様な意見を聞いて考えを深める姿勢が確かに育っています。

6年生の熱い議論は、これからの学びへの意欲にもつながっていくことでしょう。

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